私はサブカメラとしてソニーRX100M3を使っています。
その理由も簡単に言うと、以下の5つです。
- ポケットに収められる
- そこそこ画質がいい
- ズームできる
- 6万円台以下
- EVFがある
発売したのが5年前の2014年ですが、未だに生産中です。最近のヨドバシの売れ筋を見ると、全カメラの中でも堂々と6位になって、強い人気を示しています。
この記事はなぜRX100M3を選んだのかを話します。カメラのレビューは続編にご期待ください。
サブが欲しい理由
サブカメラが欲しい理由はコンパクトさの一言に尽きます。
毎回撮影意欲満々で出かけるわけではないので、ポケットのなかにおいて、気軽に取り出して使うカメラがあると便利です。メインカメラを持ち出したとしても、バッテリーが無くなったり、鞄にしまってすぐ取り出せないとき、シャッターチャンスを逃さないためにもサブカメラが欲しいです。
スマホでもいいですが、画質がかなわないことと、ズームできない点でアウトです。
スマホカメラと比較するとき、もう一つ無視されがちなポイントがあります。
フラッシュです。
スマホのフラッシュはLEDなので、極めて弱いです。サブカメラのフラッシュをうまくコントロールすることで、暗いシーンでもきれいに撮れます。
具体的なテクニックですが、スローシンクロモードの状態でフラッシュを天井や壁に向けるよう、指で押さえます。天井や壁から反射される光が自然に被写体を照らします。
RX100M3の特徴
高級コンデジの特徴はコンパクトのボディに、量と質両面で、機能を凝縮していることです。その流れを作ったのはRX100シリーズです。
2014年、EVFを搭載したRX100M3が発売されとき、私は驚いたのです。ソニーはどんな魔法を使って、こんなに小さいボディの中にEVFを積んだのでしょう。
大きいセンサー、明るいズームレンズ、フラッシュ、チルト可能なモニター、前後ダイヤル、スマホへの転送機能、EVF、サブカメラに求めるほぼ全てのものが揃っています。
弱点はAFスピードが遅いことです。後継機には位相差検出AFでかなり改善されたが、それなりに値段も上がりました。下節の縦の比較で詳しく紹介します。
同価格帯の横比較
サブカメラなので、あまり高いものを使うのももったいないです。6万円台で決めました。
画質とコンパクトさのバランスが取れるため、各メーカーからは1インチセンサーを使ったカメラが提供されています。ニコンはJシリーズのミラーレスを持っているので、1インチセンサーのコンデジはありません。富士フィルムXFもリコーGRも単焦点で、オリンパスにはこのラインナップのカメラを持っていません。
同価格帯にあるポケットサイズのコンデジはキャノンG7 X MarkII、パナソニックLX9、パナソニックTX1です。
RX100M3との違いは下の価格.comの比較画面をご覧ください。
キャノンG7 X MarkIIはズームレンジが若干広いものの、EVFがついていません。
パナソニックLX9のレンズが0.5段明るく、マクロモードで最短撮影距離が2cm短いです。全体的にレンズのスペックが高いですが、EVFがありません。
パナソニックTX1はズーム領域が広く、その分レンズが1.5段分暗いです。EVFは装備しているが、解像度が1.3倍低いです。
他の3機種と比べ、RX100M3の弱いところはタッチパネル非搭載であることです。
RX100シリーズの縦比較
2012年発売のRX100から2019年のRX100M7まで、合計8機種が発売されて、RX1005Aにとって変わったRX100M5を除き、全部生産中です。価格は3万円台〜13万円台をカバーしています。
全部1インチセンサーの2000万画素です。画質の面では劇的な進化はないものの、少しずつの改善がされています。
主な違いは機能のほうです。RX100M3からモニターが180度回転でき、自撮りができるようになります。EVFが追加されたのもこの世代からです。
AFについて、相差検出方式が採用されているのはRX100M5Aだけですが、RX100M4からAFのスピードがかなり改善されています。4Kビデオ対応もRX100M4からです。
レンズは高倍率と大口径のトレードオフによる違いです。RX100とRX100M2は28-100mm F1.8-4.9、RX100M3〜5は24-70mm F1.8-2.8で、6と7は24-200mm F2.8-4.5です。
もっと詳しく知りたい方は下の価格.comの比較ページをご覧ください。
スナップショット
まとめ
サブカメラとして、RX100M3は私と一緒にいろんな場所に旅してきました。ヨーロッパ旅行でライカM9をなくしたとき、RX100M3がポケットに入ったからこそ、大切な思い出を残すことができました。感謝です!
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