スマホカメラから一眼レフやミラーレスへ

  • スマホよりきれいな写真を撮りたい、カメラ買おうかなぁ
  • ミラーレスが流行っているよね、でも本格的にやるなら、一眼レフだよね
  • カメラの操作って、難しいだろうなぁ

最近、私の周りに↑のような悩みを持っている友たちは多いですねー。

なんとなくスマホ写真に不満を感じているけど、本当にカメラを買うのってなったときに、
やはり迷っちゃいます。

そこでスマホ写真のへの不満をまとめました。
そのうちカメラじゃないと絶対解消できないのは
ズームできないくらいところが苦手です。

なんとなくカメラの閾値が高いと思う方の不安も解消できたらと思います。

スマホカメラに対す不満

ズームできない

正確には高倍率の光学ズームができないです。
指で拡大するデジタルズームはいわばクロップなので、解像度が落ちます。

スマホの標準レンズは広角レンズ(自撮りに合う)です。欲しいのは望遠側です。

技術が進歩するから、これからのスマホには装備するじゃないのと思うかもしれませんが、
おそらく近いうち解決できるような問題ではないと思います。

電子部品は日進月歩で進化していますが、光学部品はなかなかそうはいきません。

遠いところをはっきり写す=望遠レンズが=レンズでかい
HUAWEIのP30のような屈折光学系を採用することで、小型化を測るスマホもでてきていますが、まだ主流にはなっていません。

スマホカメラにしろ、ミラーレスや一眼レフにしろ、全てのデジカメはセンサー+レンズです。10年前と今の望遠レンズを比較してみましょう。

Canon 70-200/4 (画像はこちらから引用)
左が最バージョン780g、右がバージョン760g

左の新バージョンを見てもわかる通り、小さくなるどころか、手ぶれ補正が1段増えて、逆に重デカくなっています。

さらに、ズームできるようになるためには、機械部品を積めないといけなくて、薄さを歌うスマホにはムリがあります。

なので、ズーム機能が欲しくなったときは、カメラの出番です。

くらいところが苦手

いわゆる高感度性能ってやつです。

画像を見比べたほうがわかりやすいです。100%拡大して比較してみます。こちらがiPhone XSでとった夜景です。

ノイズがひどく、ディテールがつぶれている

一方、これがSony α7RIIでとった夜景です。(もちろんノイズリダクションOFF)

ノイズはあるものの、ディーテーるがちゃんと残っている

違いはあきらかです。

高感度性能はセンサーサイズによってほぼランキング付けされます。
iPhone XSとSony α7RIIのセンサーサイズの違いは下の図を見てください。

iPhone XSの正確なセンサーサイズは公表されていないが、
大した差はない

それだけ大きく違います。
ちなみに、昔のコンデジがほぼ見えなくなった原因もこのセンサーサイズが原因です。
画質=センサーサイズ」を覚えておきましょう。

こちらもズームと同じく、その差がすぐなくなることはありません。
センサーはAD(アナログーデジタル)変換を行うので、
純粋なデジタルデバイスより改善が難しいです。

自然なボケができない

なんとなく「ボケ」と言う言葉を聞いたことがあると思います。ざっくり言うと、被写体の後ろ、あるいは前のボケている部分をいいます。

最近のスマホでは、アルゴリズムを使って、ボケを生成するようになってきています。しかし、あくまで計算なので、自然な、きれいなボケになるのは難しいです。
例えば、下の画像を見比べてみてください。

ストローがおかしい

間違ったなボケになってしまう可能性もあるのです。

自然でスムーズなボケ

ボケが出やすい原因は上の節ですでに登場したセンサーサイズにあります。

余談ですが、カメラが発明されたばかりのころ、ボケを簡単にプロデュースできます。なぜなら、「センサーサイズ」がとてつもなく大きいからです。(実際はプレートなり、フィルムなり、センサーではないですが)

私も含めて、周りのほとんどの人が、このボケに憧れて、カメラの世界に入ったのです。モノクロですが、私の撮った好きな一枚を載せます。

Rolleiflex 3.5F Planar + TMAX100
Rolleiflex 3.5F Planar + TMAX100

アルゴリズの精度向上によって、これからスマホにも美しいボケが出ると思います。

が、レンズを変えて、いろんな形のボケを楽しむのはカメラならではの魅力ではないでしょうか。

ハート形ボケ
ハート形ボケ

一眼レフやミラーレスに対する不安

周りの人に聞いて、一番の不安は意外と男女それぞれです。

男:使いこなせなくて、お金が台無し

女:パソコン経由じゃないと、シェアできないのでは

それぞれの不安を解消していきたいと思います。

使いこなせなくて、お金が台無し

取扱説明書を読め!!

説明書を読まない人が多いですね。

せっかくカメラを買ったんですから、一通り説明書は読んでおきましょう。中には基本的な撮影の原理原則(絞り、シャッタースピード、ISO)も載っています。

難しいこと一切ありませんので、読めば必ず理解できます。

パソコン経由じゃないと、シェアできないのでは

そんなことないです。

今時のカメラはだいたいWifi機能がついて、簡単にスマホに転送できます。例えばソニーにはワンタッチで接続できる機種もあります。

カメラ内部の編集ソフトも当然使えますが、スマホに送信してから編集するのが楽だと思います。

他の不安としては、

  1. カメラやレンズは重くて持ち歩きたくない
  2. 絶対レンズを買わないといけないの

があります。

1.に関してはこちらの入門機を紹介する記事を読んでください。軽いカメラはあります。

2.に関しては、ソニーの高級コンデジRX100M3をおすすめします。


実際私自身も使っているカメラです。外に出て、気軽にスナップショット撮るにはとても便利です。

RX100-M3で撮影

コンデジのくせに、そんなに高いのと思われるかもしれませんが、センサーサイズが大きい=画質が高いで、RX100M3のセンサーは大きいです。もっと知りたい方こちらの記事をご覧ください。

iPhone XSのカメラセンサーのおよそ4倍の大きさですから、比べものになりません。

操作面ではカメラに関するほとんどの制御が可能です。本気でカメラを始めるかよくわからない方やレンズ交換が面倒だと思う方には向いていると思います。

あと、自撮りもできます。商品レビューはこちらの記事を読んでください。

まとめ

スマホカメラに対する不満や一眼カメラに対する不安を書きました。

ズームが欲しいあるいはくらいところできれいに撮りたいんだったら、一眼カメラを買いましょう。

私もスマホで写真を楽しんでいます。APPを使って色々加工できるのはおもしろいです。でもやはり何か物足りないですね。

ただの記録ではなく、カメラという道具を手にすると、世界の秘めている美しさが自分を待っているような気持ちになります。

では、楽しいカメラライフをお過ごしください!


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