念願のオートクロームを入手した

カラー写真技法伝−前編で紹介したオートクロームの作品を手に入れたので、シェアします。

恵比寿にあるFoto Mutoriのオーナーがヨーロッパへの買い付けで秘蔵のオートクローム作品を仕入れたと聞き、店舗に駆けつけて買ってきました。5X7くらいのサイズの1枚と8X10くらいのサイズの1枚それぞれスキャンしました。ガラスプレートです。

5X7くらいのサイズで、ラベルに1924年と書いてあります。
8X10くらいのサイズで、当時の専門の写真家が新技術のデモ用に撮影し制作されたものだとオーナーさんから教えていただきました。なかなか出回れない珍しいものだそうです。

2枚とも驚くほどよく写っていて、とても100年も前の写真とは思いません。オートクロームはリバーサルフィルムと同じ透過式で、光を後ろから当てて鑑賞します。スキャンしたものでは伝えられない美しさと神秘的な描写があります。ぜひ機会あれば実物をご覧になってください。

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