8×10現像と引き延ばし at アトリエ・シャテーニュ

8×10を担いで、伊勢神宮にお参りし、ついでに夫婦岩に訪問したのは7月のことでした。それ以降、8×10のフィルムは箱に眠ったまま、現像される日を待ち続け、とうとうその日がやってきました。

9月の上旬、この初めての8×10を無事に現像できることを保証すべく、アトリエ・シャテーニュさんに訪れました。自家現像も考えたのですが、やはり初心者にして、プロの指導をいただきたく、レンタル暗室を選びました。ついでに、大全紙に伸ばしたいので、8×10の引き延ばし機をお借りしました。

Joboのタンクと現像薬を用意して下さって、自動モーターで撹拌できることは本当に便利です。準備諸々含め、10枚現像するのに2時間以上はかかりました。

が、それ以降の引き延ばしはもっと時間がかかり、閉店時間の18時から1時間も過ぎて、19時までやらせていただきました。大全紙なので、引き延ばし機が遠く離れ、当然光量が落ちて、露出時間が1分以上かかる場合もかなりありました。8枚引き延ばしができて、それで6時間くらいかかりました。

引き延ばしの薬品は自分で持参したので、廃液処理代だけで済みました。レンタル代、8×10のフィルム保護袋込みで全部1万円ちょいです。

今回一番驚いてかつ満足だったのは、アトリエ・シャテーニュさんの設備の充実さとサポートの手厚さでした。ワークショップも開いていることもあって、ずらりと引き延ばし機が並んでいました。コンタクトプリンター、デジタルタイマー、乾燥機などなど、思った以上にスムーズに仕上がりました。

これだけ安くてできるなら、8×10は自宅でやらず、もうアトリエ・シャテーニュさんでいいかなと思ったりします。

撮った写真をスキャンして、一部載せます。

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