湿板写真用の硝酸銀タンクとディッパーを自作

DIY初心者の自作する道はまだまだ長いです。湿板写真のための道具揃えは大変だが、楽しい経験です。

アクリルタンクの自作はこの間やりました。

ただそれは定着用で、硝酸銀タンク(シルバーバス)を作るには露光防止にしないといけません。

ちょっとこだわってみたいと思い、今回はこちらの市販の硝酸銀タンクをまねて、木製ケース+アクリルタンクの構造で硝酸銀タンクを自作してみました。

プレートをタンクに浸かるためのディッパーは百均で買ったプラチック製品から改造しました。使えればいい程度のものです。

硝酸銀タンク

ホームセンターに行って、アクリル板と木材の購入とカットを頼みました。木材は加工しやすい柔らかいタイプのもので、厚さが13mmです。アクリルは透明の5mmです。

買って帰ったら、いったん組み立てて確認してみますみます。こちらのようにまります。

本体

ふたも一緒に仮組みします。

次にアクリル板を接着して、タンクを作ります。カットするときの寸法が間違えたが、余裕があるので、このまま作業を進めて、木製ケースを作ります。

ホームセンターでカットした木材の断面が荒いので、一回ヤスリをかけてきれいにする必要があります。

木製ケースの裏面になる部分を黒く塗ります。塗料は油性のラッカー塗料で、アルコール耐性を持つものを使用します。

塗料が乾燥したら、組み立てに入ります。釘で木板を固定します。

表面にニスをかけたらほぼ完成です。蓋の部分を蝶番でつないで、硝酸銀タンクが出来上がります。

ディッパー

アクリル板からカットして加工するのが一番ですが、カットするのが面倒くさくなったので、百均で買った材料で加工します。

百均で買ってきたプラスチックスタンドを熱を加えて平にします。自宅のガスコンロで5cmくらい離れて、10sくらい加熱します。

次に先端の部分を曲げます。手できれいに曲げのは難しいですが、机の表面に押していく形でやります。

最後にガラスプレートをのせて、タンクの中に入れてみます。Y字形ほど使がってはよくないですが、気をつけてプレートが落ちないようにすれば実用的でしょう。

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