DIY初心者の自作する道はまだまだ長いです。湿板写真のための道具揃えは大変だが、楽しい経験です。
アクリルタンクの自作はこの間やりました。
ただそれは定着用で、硝酸銀タンク(シルバーバス)を作るには露光防止にしないといけません。
ちょっとこだわってみたいと思い、今回はこちらの市販の硝酸銀タンクをまねて、木製ケース+アクリルタンクの構造で硝酸銀タンクを自作してみました。
プレートをタンクに浸かるためのディッパーは百均で買ったプラチック製品から改造しました。使えればいい程度のものです。
硝酸銀タンク
ホームセンターに行って、アクリル板と木材の購入とカットを頼みました。木材は加工しやすい柔らかいタイプのもので、厚さが13mmです。アクリルは透明の5mmです。
買って帰ったら、いったん組み立てて確認してみますみます。こちらのようにまります。
![](https://kashacamera.com/wp-content/uploads/2019/11/DSC02620-1024x683.jpg)
ふたも一緒に仮組みします。
![](https://kashacamera.com/wp-content/uploads/2019/11/image-5-1024x726.png)
次にアクリル板を接着して、タンクを作ります。カットするときの寸法が間違えたが、余裕があるので、このまま作業を進めて、木製ケースを作ります。
![](https://kashacamera.com/wp-content/uploads/2019/11/DSC02632-1024x683.jpg)
ホームセンターでカットした木材の断面が荒いので、一回ヤスリをかけてきれいにする必要があります。
![](https://kashacamera.com/wp-content/uploads/2019/11/image-6.png)
木製ケースの裏面になる部分を黒く塗ります。塗料は油性のラッカー塗料で、アルコール耐性を持つものを使用します。
塗料が乾燥したら、組み立てに入ります。釘で木板を固定します。
![](https://kashacamera.com/wp-content/uploads/2019/11/DSC02636-1024x683.jpg)
表面にニスをかけたらほぼ完成です。蓋の部分を蝶番でつないで、硝酸銀タンクが出来上がります。
![](https://kashacamera.com/wp-content/uploads/2019/11/DSC02643-1024x683.jpg)
ディッパー
アクリル板からカットして加工するのが一番ですが、カットするのが面倒くさくなったので、百均で買った材料で加工します。
百均で買ってきたプラスチックスタンドを熱を加えて平にします。自宅のガスコンロで5cmくらい離れて、10sくらい加熱します。
![](https://kashacamera.com/wp-content/uploads/2019/11/image-7-1024x486.png)
次に先端の部分を曲げます。手できれいに曲げのは難しいですが、机の表面に押していく形でやります。
![](https://kashacamera.com/wp-content/uploads/2019/11/image-8.png)
最後にガラスプレートをのせて、タンクの中に入れてみます。Y字形ほど使がってはよくないですが、気をつけてプレートが落ちないようにすれば実用的でしょう。
![](https://kashacamera.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_4259-e1572864868704-768x1024.jpg)
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